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光る☆

漫画ゲームアニメ映画音楽など。ネタバレ注意。

お茶の間スペースオペラ『タツモリ家の食卓』

本の感想

 

タツモリ家の食卓―超生命襲来!! (電撃文庫)

タツモリ家の食卓―超生命襲来!! (電撃文庫)

 

 

 この表紙を最初に見たとき、懐かしさを感じた。古くさいと感じるひともいるだろうが、個人的には古き良きラノベという感じでとても好きだ。というか実際古い作品だ。
 しかし面白い作品は時代を選ばない。内容に関しては心配無用。抜群に面白い。
 主人公、忠介の前に現れたのは宇宙からの訪問者。しかし美少女ではない。一癖も二癖もあるやつらだ。が、なんだか可愛い。憎めない。『IX』のときも思ったが、キャラクターの自然な可愛さを描くのが古橋氏はうまい。本当の萌えは、自然な可愛さの中にある。
 そして誰もが子供のときに夢見たような、わくわくする展開。王道をおさえつつ、先が読めない。そのさじ加減が絶妙だ。
 読み終わったあと、すぐに二巻をポチった。面白い作品というのは感想を書きにくいためブログ向きではないのだが。このあたり不思議なもので、良い作品の感想は似たり寄ったりになりやすい。しかし一応このブログではどんなにアレな作品でも、良いところを見つけるようにしている。救いようのない作品から良いところを見つけるというのは、本を読むトレーニングになる。
 とりあえず、古橋作品にハズレなしのようだ。まだまだ未読の作品が残っていると思うとうきうきである。
 ちなみにあとがきには秋山瑞人氏の名前もちょこっとあるぞ。

 

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押井作品の不思議なヒロインたち

押井守

 

イノセンス アブソリュート・エディション [Blu-ray]
 

 

 宮崎作品が男性からはもちろん、女性からも支持されるのは、宮崎監督の女性に対する敬意が作品に表れているからだ。異性に対しての見方というのは作品に滲み出る。
 押井作品も例外ではない。押井監督はあまり自身の恋愛について語らないが、女性のことをよく見ているなあと感心する。
 押井作品のキャラクターたちは生々しい。そこらへんにいそうな駄目なおやじだったり、煙草をぷかぷかさせているような女性だったり。お客さんが感情移入できるよう、キャラクターに共感できるところを持たせるというのはテクニックのひとつだが、それが巧みだ。
 個人的なことをいえば……萌えアニメの記号的なキャラクターも好きだ。可愛いと思う。しかし自分は意外にも健全な思考をしているせいか、二次元のキャラに熱中することは滅多にない。が、押井作品のヒロインたちには少しどきどきしてしまう。
 押井作品のヒロインたちはなにを考えているのかわからない。いろいろな場面でどきどき、ひやひやさせられる。そしていつの間にか目で追っている。あの子のことを考えている。……あれ? これってKOI……?
 押井作品のヒロインたちは不思議な魅力を持っている。そんなヒロインたちの魅力について、攻殻イノセンスを例に考えてみたい。

 

 映画と原作で、素子の印象はだいぶ違う。ビジュアルももちろんだが、内面に関しても映画ではより「よくわからない」感が増している。素子は終始よくわからないことを言う。それは素子が不安定になっているせいもある。が、そこになんとも女性らしさを感じてしまう。
 そしてイノセンスではバトーの寂しい独身生活が描かれる。いろいろと心が痛くなった。そこらへんの恋愛映画真っ青だ。泣ける。イノセンスこそ世の女性におすすめしたい。イノセンスを観れば、女性は男性に優しくなれるはずだ。
 そんなわけで、イノセンスでは素子のたくましさと、バトーのへたれっぷりが対照的に描かれる。共闘したあと、余韻に浸ることもなくあっさり去ってしまう素子と、高揚しているバトーの対比は特にわかりやすい。というか笑った。やはり男と女は違う。

 これまでに何回か使った「よくわからない」というのは、押井さんがうる星のラムに対して言及していたことだ。有名なので、ファンならば説明不要だろう。多くの男性と同様、押井さんにとっても女性とは「よくわからない」存在なのだ。
 「よくわからない」。それをそのまま描いているから、むしろ生っぽく感じる。
 女性は謎の生き物だ。であるとすれば、わからないまま描けばいい。それが魅力になる。

 二次元キャラに恋することはないはずの自分が、素子や水素にどきっとしたのはそのせいである。騙されても仕方がなかった。いや、きっと他にもいるに違いない。押井作品のこのヒロインに恋をしたというひと。熱い想いを、恥ずかしがらずに叫ぼう!

 今日は以上。

 

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押井作品をすすめる

押井守

 

御先祖様万々歳!! コンプリートボックス [DVD]

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 「暇なんだけど、なにかおすすめの作品ある?」
 きた。押井作品をぶっこむチャンスである。
 ここで通ぶって、天たまや実写映画を観せたくなるが、それはやめよう。
 最初の印象は重要だ。Wikipediaの作品欄を見ながら、じーっと考えたのだが、無難なところで『攻殻』だろうか。
 「うーん、アニメかあ……」という意見も「ビルボード1位」で黙らせろ。
 そう、確かに攻殻は押井さんの代表作だ。自分も大好きな作品である。
 しかし、つまらん。攻殻はメジャーすぎてなんだかつまらん! これでは普通のアニメファンと変わらない。押井ファンしか知らないような、ちょっとマイナーっぽい作品をすすめたいのがファン心理である。考えた結果。『御先祖様万々歳!』はどうだろう。
 確かにひとを選ぶ作品ではある。しかし、押井作品の真骨頂はギャグにある。
 押井さんのギャグを楽しむには、ユーモアやある程度の教養が必要だ。ひとを選ぶというのはそういうことだ。この作品で笑えるひとは、他の押井作品もきっと楽しめる。笑えないひとは、きっと他の押井作品にもハマれない。だとすれば、一発目からこれぐらいのものをぶっこんでもいい。
 その後は攻殻イノセンスでも見せれば、作風のギャップにコロッといくだろう。
 あとは放っておけばいい。押井作品にハマるようなひとは、とっかかりがあれば勝手に自分で調べていける。
 
 いかがだろうか。異論は大歓迎!(厳しい意見は心が折れるのでやめてね!)

新しい城

雑記

 ブログの引っ越し完了ッ!! ありがとうFC2、これからよろしくはてなブログッ!!

 

 引っ越しはちょっと前から計画はしていたので、ようやくできてすっきりしました。
 というのも、これまで使っていたFC2は多機能なんですけど、多機能すぎて編集画面がごちゃごちゃしてたんですよ。それが使いにくくて……orz
 その点、はてなブログはシンプルで使いやすいです。
 さーてこれからばりばり更新するぜ!! と言いたいところですが、すみません。ちとやることがあるのと、体調が優れないのとでブログにまで手がまわりません。汗
 数日前からなんでか左手が痺れてしまい、指先の感覚が変になってしまいました……。力もうまく入らないので、タイピングも一苦労です……。

 

 って、ん? 智アフ的な展開キタ。

 

 しばらくしても治らないようであれば、病院に行こうと思います。智アフから学んだことだ!

 

 こういう記事は需要あるのか!?

 自分なんかは「どんなひとがこのブログを書いてるんだろうわくわく」と思ったりするので、書いてるひとの日常がかいま見える記事は好きなんですが。

 自分の場合、頭の悪さと、キモオタっぷりが露呈しそうです。いや、すでに手遅ry

 でもこういう記事は気楽に書けますね。

 

 とりあえず今日はこのへんで!

はじめて観た押井守監督作品

押井守

 

 

 このブログで押井監督の記事を書くのははじめてだったりする。しかしこのブログ、以前も書いたが、Twitterからのアクセスがほとんどなのだ。ラノベやら美少女ゲーム関連の記事を見てびっくりしていないだろうか……。自分は面白ければなんでもおっけーだが、押井ファンは硬派なイメージがあるため少し不安である。

 そんなわけで、試しにこちらでも押井作品について書いてみる。

 一発目は自己紹介代わりに、『はじめて観た押井守監督作品』だ。

 中学生くらいの頃だったと思う。TSUTAYAのおすすめコーナーに並んでいたのが『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』だ。「へーアニメ映画ってジブリ以外もあるんだ」というふわっとした感じで手に取ったのだが、最初の数分で「アニメだけど、アニメじゃない!」と引き込まれたのを覚えている。

 そのわりに、なぜだかそのときはそれで終わった。監督の名前を見ることもなく、「内容は難しかったけど、なんかすごかったな」で終わった。

 しばらく時は流れる。小さい頃から宮崎アニメを観て育ったこともあり、完全に宮崎駿オタクになっていた。

 そんなときに読んだのが宮崎監督と押井監督の対談だった。

 このふたりのあまりにレベルの高い対談に衝撃を受け、「この押井守ってだれだよ?」と調べてみるとなんだか見覚えのあるタイトルが。それが『攻殻』だった。

 そこからはまずアニメ作品を観た。この頃になると多少アニメを観るようになっていたため、いかに押井作品のクオリティが高いのか、素人なりにわかるようになっていた。このあたりでアニメーターの黄瀬さんを追いかけはじめ、エヴァとも出会うのだが、それはまた別の話。

 その後、『御先祖様万々歳!』で押井監督の感性と自分の感性は合っているらしいと確信。そこからは実写にも手を出し、ずぶずぶとハマっていった。

 以上。出会いはこんな感じだ。

 押井監督の魅力は作品だけではなく、その人柄や生き様にもある。次回があるとすれば、そのあたりを書こうかな?

 

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