読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

光る☆

漫画ゲームアニメ映画音楽など。ネタバレ注意。

Satsubatsu Kids『Autumn Song』

麻枝准

 信者のみんな、息してるか――?

 

 

 いつものように朝起きて、だーまえTwitterをチェックしていた。

 え? さらっと新曲について呟いていらっしゃる……だと……?

 布団の中で一気に覚醒。普段は隣の部屋に気を使ってテレビも超小さい音で観ているのだが、このときばかりはスマホの音量を上げた。

 なんと男性ボーカル! 曲がどうとか以前に、それが新鮮だった!

 麻枝さんの曲はピュアだ。女性ボーカルの透き通った声がよく合う、と思っていた概念をぶち壊された。男性ボーカルもしっくりきている。

 が、聴き終えたときの「コレジャナイ感」……。ツイートをよく見ると中川さんも同じ意見のようだ……。しかし麻枝さんの曲はスルメ曲!! 何回も聴かねばわからん!! ということで聴きまくる。これを書いているときも流している。

 

 うん。最高。(by訓練された信者)

 

 『僕らどこ吹く風 人生もそんなふうに 考えられたらいいな』

 という歌詞で思う。麻枝さん自身がそう願っているのだろうなあ。

 そして、 『考えられたらいいな』の部分。

 なんて儚い願いなんだ。こういう言葉選びが最高だよだーまえ……。

 この感覚はLittle Busters!の

 『その足は歩き出す やがて来る過酷も 乗り越えてくれるよ 信じさせてくれるよ』

 の『信じさせてくれるよ』と同じだ。

 初めてフルで聴いたとき、泣いてしまった。恭介の想いがあまりに儚すぎて。

 

 作品は作っているひとの核がどこかに必ず反映される。インタビューやラジオを聴く限り、麻枝さんはお世辞にも器用なひとだとは思わない。不器用なひとだ。麻枝さんの作る作品も、不器用で繊細なキャラクター達が一生懸命頑張る。その姿に心打たれる。

 音楽的なことは知識がないため語れないが、シナリオで言えば、そんなところも麻枝節の要素のひとつではないだろうか。 

 あらゆるところで議論される麻枝節について、機会があれば私も自分なりの考えを書いてみたい。

 

 とりあえず今願うのは、曲が回ってCDが出ますように、ということだけだ。